当ブログは最初からアドセンスに申し込むこと前提で立ち上げました。とは言っても、現在のアドセンス事情は一切知らずにブログを始めてしまいました。まるで一切勉強しないでセンター試験会場に突撃するかのようにです。
しかし、その中でもがむしゃらに考えて対策したおかげか一発合格できました。正直無駄な足掻きかと思っていましたが、受かって良かったと思います。
ちなみに僕は過去にYouTubeアドセンスで稼いでいたため、YouTubeホストのアカウントからのアップグレードという形となりましたが、厳しい審査であることに変わりはないのである程度苦労したつもりです。
今回の記事では、ブログを立ち上げてまだ1ヶ月も経ってない僕がアドセンス審査に合格するまでにやってきたことをメインに書いていきたいと思います。
申請からアドセンス審査合格までどのくらい掛かったか
結果としては2週間弱でアドセンス審査に合格しました。
アドセンスの申請は12月10日の夕方あたりに行い、合格通知が来たのは12月23日22時前あたりでした。
正直完全に落ちたと思っていましたが、結果的に一発合格という形になりました。
当ブログの変遷
2018年12月7日:ブログを開設
当ブログを開設したのは12月7日です。
始めた理由は、2018年8月頃に突然YouTubeの収益が打ち切られて絶望している中、貯金が徐々に減っていき、このままでは本気で何か始めないとまずい、でも外に出て働く勇気が全くない・・・・
そう思っている中で今出来ることはブログを始めることくらいしかないと思って立ち上げたのが理由です。
12月10日:アドセンス審査の申請
今年12月10日にアドセンス審査申請を行いました。この時点で記事数は15記事ありました。平均文字数は2000字程度だったと思います。
ブログ開設4日目で15記事とか書きすぎと思われるかもしれませんが、僕は追い込まれてる身なので気づいたら結構書いてました。
追い込まれて無かったらここまで頑張って記事数増やしていないでしょう。
12月13日:アドセンス審査の結果通知が来ない(合格?不合格?)
この時点でブログ記事数はなんと41記事。ちょうどブログ開始して1週間の執筆数です。家に引きこもって常にパソコン前に居るので気づけばこのくらい書けていました。
平均文字数は相変わらず2000字前後をキープしていたと思います。しかし、審査結果通知は届いていませんでした。
他のブログ等で情報を調べてみたところ、どうやら2016年8月頃から審査が鬼のように厳しくなり、生半可なブログや記事内容では通らなくなったということをこの時になって初めて知りました。
12月13~23日:アドセンス審査が遅れる心当たりのありそうな箇所の修正
アドセンス審査がものすごく厳しくなっているという情報を知り、僕は急いで対策方法についてネット上からありとあらゆる情報を探しまくりました。
中には少し古い情報も混じっていたりして戸惑ったりもしましたが、なんとか信頼できそうな情報にありつけ、該当していそうな箇所をひたすら修正し続けました。
修正する過程で一度公開していた記事を削除するなども行い、結果的に17記事も削減することになりました。
12月23日:アドセンス審査合格!
12月23日22時前、ついにアドセンス審査合格のメール通知が来ました。審査申請から約2週間弱での合格となりました。この時点での公開記事数は40記事でした。
アドセンス審査に合格するために具体的に行ってきたこと
ここからは僕がアドセンス審査に合格するためにやってきたことを書いていきたいと思います。
やってきた事全てが正しいとは限りませんが、ある程度参考にはなるかもしれないので審査に受からないという人はぜひ読んでみて下さい。
ある程度人の役に立てるような記事を書くようにした(重要)
ブログ開設当初は基本的に何でもいいから手当たり次第に思いつくまま記事を書いていました。そのため、雑記ブログ的な感じになっていました。
しかし記事の内容はあくまで読者のためになるような内容でなければいけないとのことで、ただ適当に思うがまま書いていてもアドセンス審査的には厳しいとの情報がネット上のあちこちで見られました。そのため、このあたりを考え直さないといけないなと思いました。
当ブログでは、ネット上で稼ぐのは簡単ではないこと、それなりの努力が必要なこと、また相応のリスクもあるということをメインに記事を書いていくようにし、それに加えてネットビジネスに取り組む際に生じるであろう悩みに関係した記事も上げていくことにしました。
また、個人的な意見を述べるだけの記事であっても、なるべく他人が読んだ時に、「なるほど、こういった考え方もあるのか」と思わせることができるような文章を考えて書くようにしました。
読者のためにならないような記事を全て削除した(重要)
先程の見出しても書いた通り、当ブログでは元々自分の思うがまま記事をひたすら書いていました。
そのため、ただの独りよがりなだけの記事や、誰が読んでも得しないようなネガティブなだけの記事、過去の嫌な思い出をひたすら書き綴っただけの記事も出来上がったりしていました。
そういった記事に広告主が広告を載せたいかというと、まず載せたくないだろうなと思うのが自然なわけなので、引っかかりそうな記事は全て削除しました。
ブログデザインを一新した
当ブログでは無料WordPressテーマ「Cocoon」を使って運営しておりますが、当初はブログデザインのカスタマイズ方法を知らず、慣れないCSSをいじったりして無理矢理自分好みのデザインに仕上げたりしていました。
しかし、下手にデザインをいじっても変にレイアウトが崩れてしまったり、PCでは正常に表示されてもスマホ表示がおかしくなったりしていたので、もっと簡単にデザインを変更する方法が無いかを探っていたりしました。
そんな中で、実はCocoon自体にスキンが標準搭載されていることを知り、CSSをいじらなくてもそれなりのブログデザインで運営できるとのことだったので、今まで独自にカスタマイズしていたCSSの採用を取りやめ、スキンを変更することでブログデザインを一新しました。
これによって、今まで少々見にくかったサイトが格段に見やすくなり、ユーザビリティも向上しました。Cocoonでのスキン変更の仕方は以下の記事で紹介しております。
無料WordPressテーマ「Cocoon」に標準搭載されているスキンを選択する方法について念のため記事にしておく。
カテゴリー数を減らした
元々いろんなジャンルの記事を手当たり次第に書いていたため、記事カテゴリーが10近くまで膨れ上がっていました。
しかしカテゴリーが多すぎると一体何のブログなのか分かりにくくなり、ブログの軸もブレブレになってしまうため、カテゴリーを減らすことにしました。
当ブログでは基本的に、ネットビジネスに関する悩み、ブログ運営する上で学んだこと、自分が普段考えていること、自分の生活の4つをメインに記事を上げているような感じだったため、カテゴリーを4つに減らし、それ以外のカテゴリーに属しそうな記事は書かないようにしました。
アドセンス審査合格後はカテゴリーを好きなように増やしていっても構わないと思いますが、あまりにもブログ内容と関係なさすぎる記事を量産したり、アドセンスポリシーに抵触するようなカテゴリーで記事を書いていったりすることのないようにしなければいけません。
プライバシーポリシー、免責事項、お問い合わせフォームを実装した(重要)
プライバシーポリシー、免責事項、お問い合わせフォームは実装した方がいいとの情報がネット上のあらゆるサイトで見られたので実装することにしました。
プライバシーポリシーと免責事項についての記事は以下のリンクから読めますので、初心者の方はぜひ知っておいて下さい。
【知らなかったでは済まされない】ブログ運営する場合は必ずプライバシーポリシーと免責事項のページを作っておかないといけない。
お問い合わせフォームに関してはContact Form 7というプラグインを導入して実装しています。これに関しては以下のブログ様が詳しいのでぜひ読んでみて下さい。
⇒ferret|Contact Form 7を使って、WordPressにフォームを設置してみよう
ちなみにプライバシーポリシー、免責事項、お問い合わせフォームのリンクは当ブログのフッター部分(一番下)に設けています。また、分かりやすいように一応TOP記事にもリンクを貼り付けております。
サイトマップを設置した
サイトマップに関してはプラグインを導入することで作ることができました。
使用したプラグインはPS Auto Sitemapです。
使用方法については「PS Auto Sitemap 使い方」で検索すれば分かるかと思います。
全ての記事の語尾を統一した
全ての記事の語尾を統一しました。具体的には必ず『ですます調』で書くことにしました。
なぜかといいますと、記事によって語尾が異なっているとブログの統一性が無くなることや、読者が読んでいて違和感があるかと感じたからです。
ある記事では『ですます調』で書かれていて丁寧な印象だったのに、別の記事を読んでみたら『だ、である調』で論文っぽく堅い印象を受け、また別の記事を読んでみたら『~だよ、~なんだよね』的な感じで砕けている。
そんなブログを読んでいたら読者は、キャラに一貫性が無いなぁ~、適当すぎじゃないか、軸が無いな・・・などと思うわけです。
ブログだから別にどんな書き方でもいいんじゃないかなと思う方も居るかもしれませんが、アドセンス審査のことを考えるとやはり語尾を統一した方が印象がいいのは間違いないです。
語尾の統一性が審査基準に含まれているかどうかはブラックボックスなので分かりませんが、印象がいいに越したことはないでしょう。
ちなみに、もしこれがブログではなく卒業論文、修士論文であったとしたら、語尾を統一しないなんてことは絶対に許されません。
最初は『だ、である調』で書いていたのに、途中から急に『ですます調』で書いたりしていたら教授からお叱りの言葉が飛んできます。
卒論修論を書いたことのあるあなたであれば共感できると思います。
なるべく記事に見出しを挿入した
今、この文章のすぐ上に見えている大きな見出しのことです。これが記事を書く上でかなり重要だとのことなので、長文の記事を書く際はなるべく見出しを付けて読みやすくしています。
見出しをつけることによるメリットは以前に以下の記事で書きましたので、参考にしていただけると幸いです。
【初心者必見】40記事近く書いてきたが、見出しタグがかなり重要だということが分かったのでメモ代わりに記事にしておく。
無駄な改行で空白行を作っている記事全てを修正した(重要)
当初、ほとんどの記事において改行を多用していました。なぜかと言うと、連続で改行して空白行を作り、見かけ上の行間を開くことで文章が読みやすくなると思ったからです。
実際、適度に連続した改行を加えることで読者にとって読みやすい文章を作ることができます。
しかし、審査ではこれが仇となるようです。
HTML的に考えると、無駄に連続した改行を入れるのは段落を頻繁に変えるという意味になります。
そのため、検索エンジンロボットが改行を多用した記事を巡回することになった場合、ロボット側からすると、
『おや?この記事は段落が頻繁に変わってるぞ?しかも1文字も無い段落が連続して続いているな・・・・どうやらこの記事は適当に書かれた記事のようだ。こんな記事書く奴は合格に値しない。』
などと判断する可能性があるということです。
そのため、行間を開けるためだけに改行を多用することはやめて、キリのいいところで改行して段落を変えるようにした方がいいとのことです。
そんなことしたら読者にとって読みにくくなるんじゃないかと思うかもしれませんが、本来文章というのは話のキリのいいところで段落が変わるのが普通です。
よくよく考えてみれば、無駄に行間の開いた本なんてものは無いでしょう。
大抵の場合は1ページの中にギュウギュウに文字が詰まっていて、段落ごとに字下げされているのが普通でしょう。
ブログ記事であれば、段落が変わるごとに改行幅が開くのが自然な文章になります。
以下に悪い例と良い例を画像で載せておくので、参考にしたい方は参考にして下さい。
悪い例
良い例
悪い例の方ですが、人間からするとおそらく読みやすいと思うでしょう。しかしロボットからすると理解できないような書き方になっている恐れがあります。
良い例では無駄な改行は一切入れていません。
行間が開いているのは文章の段落が変わったところだけです。WordPressでは段落が変わると自動で改行幅が広くなるので、それを利用して書いています。
ちなみに初期状態では行間と改行幅がそんなに広くないので、見やすい文章にするためにはCSSをいじる必要があります。
しかしこの点については検索窓に「WordPress 改行幅 変更」と打ち込んで調べていただければいくらでも解決策が見つかるので心配するほどではありません。
無料ワードプレステーマ「Cocoon」を使っている人であれば、「Cocoon 改行幅 変更」で検索していただけるといい感じの記事がヒットするはずなので、その記事を参考にしてみて下さい。
記事タイトルを見直した
記事タイトルを見ただけで、この記事はもしかしたら何かしら役に立つかもしれないと読者に思わせることができるように記事タイトルを見直し、修正しました。
当初は結構適当にタイトルを付けていたのですが、それだと記事内容がいくら良くても読まれる前に興味が失せて退場される可能性があるため、ある程度は記事タイトルだけでも何かの役に立ちそうな雰囲気を醸し出させる努力はしました。
この点については完全に僕自身の裁量で修正しました。こういったタイトルにすれば大丈夫といった知識は持ち合わせていないので、このあたりは各個人の裁量にお任せします。
全ての記事に最低1枚、商用利用可能かつ著作権フリーの画像を使用した
ネット上では画像を使用しすぎると審査に通りにくくなるといった情報が飛び交っていますが、僕のブログでは1記事に最低1枚は画像を入れています。
それでもちゃんと受かったので、画像をたくさん使用すると受かりにくくなるということは恐らく無いと思います。
もし画像が原因で落とされるのであれば、おそらく著作権に引っかかるような画像を使ってしまっていることが原因になっているんじゃないかと思います。
ちなみに僕が普段使用している画像は以下のサイト様から拝借させていただいでいます。
全ての記事からタグを削除した
タグを設定しているのであれば審査期間中は外しておいたほうがいいとのことです。
タグを設定しておいた方がSEO的には有利になりやすいみたいなのですが、下手なキーワードを設定しているとロボットにスパムと誤検知されて落とされる可能性もあったりするそうです。
アドセンス審査に悪い影響があるかもしれないとネット上で噂になっている事柄ついて
ここからはネット上で、こんなことをしているとアドセンス審査に合格しにくくなるらしいと言った噂について、自分なりの意見を書いてみたいと思います。
外部リンクは無い方がいいという噂について
当ブログの場合、アドセンス審査に受かった時点での外部リンク数はトータルで4つ程度だったと思います。
しかし問題無く合格できたので、外部リンクがあると駄目ということはないんじゃないかなと僕は思います。
明らかに問題のあるサイトにリンクを飛ばしたりすれば間違いなくアウトだと思いますが、基本的にリンク先が人の役に立つような内容のサイトであれば、あまり考えすぎる必要もないのではないかと思います。
立ち上げたばかりのブログだとアドセンス審査に通らないという噂について
僕はブログを立ち上げて4日目でアドセンスに申請したので、もしこの噂が本当だとしたら確実に落とされていたでしょう。
しかし現にこうして合格を貰っているので、ブログ運営期間は関係無いということになります。
要は短期間であっても、真剣に内容のある記事を量産し、ユーザービリティを考えてブログデザインを決め、プライバシーポリシーや免責事項等のページをしっかり作り込んで運営していたら通るということだと思います。
画像を使うとアドセンス審査に通りにくくなるという噂について
前の大見出しの中で触れていた内容と被りますが、当ブログでは1記事あたり最低1枚のフリー画像を使っています。
それでも審査には問題無く合格したのですから、画像を使うと不合格になるということは無いと思います。
画像を使って不合格になるパターンとして考えられる事としては、著作権的にアウトな画像を使用しているか、記事の内容に見合わないような画像を使ってしまっているかが挙げられるかと思います。
記事の文字数は最低でも1000字以上という噂について
当ブログで上げた中で最も文字数の少ない記事は900字程度です。
内容に関してはある程度人に役立つような記事にはしていますが、少し薄いかなと感じることもあり、もう少し内容を追記した方がいいかもしれないと思うこともあります。
しかしそれでも合格したので、必ず1000字以上でないといけない決まりは無いようです。
まあでもよく考えてみれば、文字数を基準にコンテンツを作っていくのであれば、中身の無い文章で無理矢理かさ増しすることだってできてしまうので、それはそれで問題です。
ですので、文字数を基準にするのではなく人に役立つ内容かを基準に文章を書いていけばいいだけだと思います。
人に役立つような記事を書こうとすれば、必然的に詳しく書いたり具体的にする必要が出てくるため、自然と文字数は増えていきます。
他の記事からの引用を行うとアドセンス審査に通らなくなるという噂について
当ブログでは以下の記事で引用を普通に行っています。
上記の記事のように、他のブログ様などからの引用を用いた記事を作成していましたが、審査には問題なく受かりました。
このため、他サイトから引用しているとアドセンス審査に通らなくなるという噂は嘘だと思います。
まとめ
ここまで長々と、アドセンス審査合格のために僕がやってきたことや、ネット上で流れている噂の真偽などについて自分なりに書いてみました。
今回一発で審査に合格したということで、何故合格したのかについては不確定要素が多々あると思うので正確には分からないのですが、本記事でまとめたことだけでも意識してブログを構築すれば審査に通りやすくなるのではないかと思います。
とにかく審査が遅れているなと感じても、その間に修正できそうなところを徹底的に修正していけば、僕みたいにブログ立ち上げ4日目で申請しても一発でアドセンスに合格することが可能だと証明できたと思います。
審査に何度も落ちて諦めかけている、あまりにも審査が長すぎてどうなるか分からない、といった方はぜひ参考にして取り組んで見て下さい。
コメント