口下手ってどうやったら治るのか本当に分からない件

口下手の克服は難しい 心の悩み

僕は小さい頃からずっと口下手でした。

今でも他人と話さなければいけない場合、どのように会話を進めていいか分からないし、理路整然と自分の意見を発信することもできません。

今までの人生を振り返っても、ずっとこの事で何度も困るハメになってきました。

幼少期から中学時代くらいまでは僕自身のこのような特性により、『お前何言ってるかマジで分からない』『具体的に話せや!』『日本語大丈夫?(笑)』『もうお前は喋るな』などと馬鹿にされまくったりしました。

高校以降、馬鹿にされる事は一気に減りましたが、同じクラスの仲間からは『人に何か聞く時はもう少し具体的にした方がいいと思うよ』『すまん、何が言いたいかよく分からなかったからもう一回言って』などと言われることはよくありました。

それで再度落ち着いて言い直したりするも、やはり相手にとっては何が言いたいのか分からなかったらしく、『もうちょっと落ち着いて喋れ(笑)』と笑われることもありました。

大学に進学してもこのような特性は消える事が無く、グループワークやゼミ、発表会での質疑応答などで本当に困ることになってしまいました。

就活においてもこの影響は大きく、特に面接でうまく受け答えができないという点で苦労しまくりました。

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口下手は場数で克服できるものではない

どうやったら口下手を克服できるのか親や友人に相談したところで、返ってくるアドバイスは次のようなものでした。

◆『そんなの慣れしかないよ』
◆『いろんな人と関わって話していたらそのうち治る』
◆『会話なんてそこまで考えてするもんじゃない。気楽に話したらいいんだよ』
『とにかく場数を踏んでいればそのうち慣れる』

とにかく人と話しまくったり、発表などの緊張する場面を何度もこなしたりする内に慣れてしまうらしいのですが、僕にはどうしてもこの感覚が理解できませんでした。

僕は学校教育などで、周りのクラスメイトと同じ数だけ人前で発表させられてきたし、同じだけグループワークにも参加して議論させられてきました。

さらに追加で大学、大学院にも通ったため、人前で発表する機会、見知らぬ他大学の学生と話さなければいけない機会などが多くありました。

そう考えると、今頃人と話す事や人前に出る事に慣れていないとおかしいはずです。

場数に関しては少なくとも周りと同じだけ踏んできていると思っているのですが、それでも人との会話や人前での発表、議論などが苦手なままなのです。

この事から導き出される答えとしては、『口下手は場数で克服できるものではない』ということです。

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口下手を治す方法は今でも分からない

僕は物心付いた時から口下手だったので、平気で理路整然と話せたり人前で堂々と発表できたりする人の感覚が理解できません。

一体どうやったらそんなに頭の中でうまく物事をまとめて具体的に話せるようになるのか分からないし、そのせいで発表会などでは大恥を掻いてきたので本当に羨ましく思ったりします。

人と話すのが得意、人前での発表が平気という人達は総じて『場数が重要』『何度もやってたら慣れる』『いろんな人と会話していたら身につく』などとアドバイスしてくる事が多いですが、それが真実であれば僕も今ごろ会話や発表、議論等が余裕でこなせるようになっているはずです。

しかし現実はこのザマですから、口下手というのは場数で治るものでは無いんだという事は自分の経験則により理解できました。

一体どうすれば口下手が治るのか、その答えは完全に闇に葬られたままですね。

もしかすると、僕のように先天的に口下手な人が克服しようとする事自体、不可能なのかもしれません。

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