今までクレジットカードに必要性を感じていなかったが、持った方がいいかもしれないと思った話

オピニオン(考えたこと)

最近クレジットカードを1枚くらいは作っておいた方がいいかもしれないと思い始めたのですが、その前に自分の過去について少し長々と書いておきます。

僕は今までの人生で一度だけクレジットカードを作ろうとした経験があります。

記憶では確か2018年、新卒入社した会社を2週間程度で退職して2年くらい経った頃になりますが、YouTube収益が年間100万円にも満たないくらいの稼ぎしか無かった頃の事です(収益化停止も経験)。

僕はそれまでクレジットカードを作った事が一切無く、さすがにいい年した大人がカードすら持ってないのは恥ずかしいかなと思い、当時審査が緩いとネット上で謳われていたライフカードを申し込んだ事がありました。

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審査が緩いと言われるライフカードの審査に落ちてしまった

当時のライフカード審査の難易度情報によると、収入が安定しないフリーター、無職でも取得可能な程緩いと、どこかの紹介ブログに書かれていた記憶があります。

僕はその情報を信じ、即座に公式サイトからライフカードの発行を申し込みました。申し込み時に自分の情報を入力する欄があるのですが、年収についての項目は一切無く、名前と生年月日以外は職業欄くらいしか無かったと記憶しています。職業欄に該当する項目(YouTuber)は無かったので、その他を選んだと思います。

情報入力が済み、記入間違いが無いかを何度も確認し、送信ボタンを押した僕は、ライフカードが人生初クレジットカードとなるのを信じて疑っていませんでした。

すると翌日、突然ライフカードの会社から電話が掛かってきました。用件を尋ねると、カード発行の審査にあたって聞きたい事があるとの事。

聞かれた事は僕の年収についてでした。なので正直に当時の大体の年収(100万弱)を口頭で伝え、それだけでやり取りは終わりました。そして翌日、またカード会社から電話が掛かってきました。残念ながら審査に落ちたとの事でした。

無職でも審査に通ると言われる程緩いライフカードの発行すら出来なかった僕は、その時かなりびっくりしたと同時にガッカリした事を今でも覚えています。

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クレジットカードが無理ならと、デビットカードを作る事にした

クレジットカードでの支払いは即引き落としではなく、一旦カード会社が立て替えた上で、1~2ヶ月経ってから買い物をした分だけまとめて口座から引き落とされる仕組みです。その為、買い物をするその時に口座に十分な資金が無かったとしても、まとめて引き落とされる期日までに口座に必要なお金を預けていればOKという仕様です。こういった性質上、お金が無くても物を買えてしまうので、クレジットカードを持つ人には信用力が問われます。

一方デビットカードは、紐づけしている口座の預金分だけ自由に支払いが可能であり、カードを通した瞬間に即口座から引き落とされる仕様です。その為、口座残高が足りない場合は使えないというデメリットはありますが、自分の預金の範囲内でお金を払っていくという性質上、個人の信用というのは全く関係が無い為、発行の際に審査が必要ありません。

クレジットカードとデビットカードを比較した時、当時の僕はこう思いました。

デビットカードであれば自分の貯金の範囲内でしか買い物出来ないし、使いすぎる事は絶対に無い。クレジットカードだと最悪気の迷いとかで自分の預金を超えた買い物をしてしまう可能性があるし、翌月または翌々月にまとめて支払明細が届いて、金額の多さにビックリする事もあるかもしれない。お金の管理については自分自身しっかりしている自覚はあるし、それなら審査不要なデビットカードで十分じゃないか・・・と。

そう思った僕はクレジットカードを作るのを諦め、昔から持っていた楽天銀行口座のデビットカードを発行する事にしました。それ以来ずっと、ネット上で買い物をする時はデビットカードを通して決済しており、お店でもデビットカードを介したバーコード決済にて楽々キャッシュレス生活を送っていた訳です(まともに稼げるようになったのは2020年末頃からなので、それまでほとんど買い物出来ませんでした)。

病院に行ったら 「デビットカードは使えません」 と言われた

つい最近になって定期的に病院に通わないといけなくなりました。

病院での診察・治療後、受付でお金を支払うタイミングにてクレジットカードが使えるとカウンターの説明に書いてありました。使えるブランド加盟店は VISA、JCB、Mastercard との事。

基本的にクレジットカードが使える所ではデビットカードも同じように使える場合が多い事、そしてJCBデビットをここ数年よく使っている為、「デビットカードで支払いたいんですが大丈夫ですか」と受付のおばさんに尋ねたところ、「デビットカードは使えないのでクレジットカードでお願いします」と言われました。

「すいませんクレジットカードは持ってないんです」と伝え、しぶしぶ手持ちの現金で支払う事にしました。

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現金支払い時の受付のおばさんの態度が気になった

その際、受付のおばさんの態度が妙に気になりました。

現金支払を済ませた後、次の予約の受付をしてもらい、次回来院時の説明等を聞いていたのですが、その際の受付のおばさんの対応というか、口調が微妙に気になりました。明らかに若干タメ口というか、ちょっと小馬鹿にしてきてるような感じがあったのです。

その時はどうして急に受付のおばさんの態度が変わったのか理解出来ませんでしたし、もしかしたら受付のおばさん的にはそんなつもりは一切無く、単なる僕の被害妄想である可能性も否定は出来ないんですが、今考えてみると若干思い当たる節がありました。

おそらく、いい年した30代の大人が平日の昼間から私服で来院し、カード支払いで躓いた挙げ句、「クレジットカードは持ってないんです」と言って現金支払している姿を見て怪しいとでも思ったんだと思います。この人はいい年しておいてクレジットカードすら作っておらず、平日の昼間に来院する程時間に余裕がある・・・おそらく無職のプー太郎なのではないか・・・と。

ついこの間もその病院に通って治療を受けて来ましたが、やはり受付のおばさんの対応は僕に対してだけ若干いい加減であり、他の客(子連れの女性、年配の老人、そこそこ良いランクだと思われるクレジットカードで決済するお客さん)には超が付く程丁寧でした。

やはり平日の昼間に30代の成人男性がのこのこと私服で治療を受けに来ている姿が癪に触っているのかもしれません(笑)

クレジットカードをいつまでも持たないデメリットを調べてみたらそこそこ納得がいった

クレジットカードをいつまでも持たない場合のデメリットについて調べてみると以下のようなものが見つかりました。

・過去5年以内に自己破産をし、クレジットカードすら作れない人なのかと疑われる可能性がある。
・暴力団関係者ではないかと疑われる事がある(暴力団はクレジットカードを作れない為)。
・定職に就かず、無収入ではないかと疑われ、偏見の目で見られる可能性がある。
・水商売関係者ではないかと疑われる可能性がある(キャバクラ、ホスト、風俗関係者はクレジットカードを作りにくいらしい)
・消費者金融で借金しまくっているような人だと疑われる可能性がある。
サラリーマンをやっていてクレジットカードを作ってない人は、単に現金主義な性格なんだなと思われるだけだと思いますが、自営業・自由業の人でクレジットカードを持ってない人は、上記に挙げたような『クレジットカードを持てない人達』と区別が付かない為、偏見の目に晒される可能性があるとの事です。
僕の場合、おそらく高確率で無職のプー太郎だと思われている事でしょう。
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偏見の目から解放されるにはクレジットカードを作る他ないと思えてきた

正直周りの偏見に関しては気にしなければそれでOKだし、令和の現在はクレジットカードのランクによる社会的地位なんてものは昔のように意識されてないみたいなので、自分の好きな決済手段を選べばそれでいいんだとは思いますが、実際に今回のような事例に遭遇すると、自分で選んできた道だとは言え、少しショックを受けましたね(単なる思い過ごしや誤解であればいいですが・・・)。
クレカを持ってるかどうかで他人のステータスを推し量るなんて愚かな事だとは思いますが、一部の昭和の価値観が抜けてない人間は今だにクレカのグレードの良し悪しで相手のステータスを推し量ろうとしたり、会計時の支払い方法を見て勝手にその人の社会的地位を判断してはマウントを取ったりするような人も中には居るらしいです。
場合によっては人権すら無いような扱いを受ける可能性は0ではないので、こういった偏見の目から解放される為にはそこそこグレードの高いクレジットカードの1枚や2枚でも持っておいて自己防衛するしかないのかなと思っております。
ただ、今までクレジットカードを持った事すらないのでクレヒスは一切ありません。所謂スーパーホワイトの状態です。その為、世間一般ではある程度の社会的信用が担保されると言われるゴールドカード等からいきなり発行する事はまず無理でしょう(現在はゴールドカードも平カードレベルまで信用度が落ちたという情報もあったりしますけどね)。
今一番気になっているクレカは Amazon Prime Mastercard です。Amazon でしょっちゅう買い物をするし、ここ数年ずっとプライム会員でもある為です。しかしクレヒスが一切無いので僕の信用情報は0。その上、このクレカの審査は三井住友カード株式会社によって行われるので、そこそこ厳しい審査になるのは間違いないです。
2020年末頃から収入に関しては平均年収の数倍以上稼げている状況が続いているし、これから先もしばらくいい調子で行ける自信はあるので、そのあたり信用して審査通して欲しいなとか思ってたりしますが、年収億超えと言われる某論破王すら一般的なクレカ審査に通らなかった事例があったりするので、こんな僕が果たして Amazon Prime Mastercard を手にする事が出来るのか、正直不安な所ではありますね(笑)
以上、今までクレジットカードに必要性を感じず、作ろうとすらも思っていなかった僕の気が変わった話でした。

追記1:Amazon Prime Mastercard の審査通過!

本日、2024年3月2日・・・・・・一か八かで Amazon Prime Mastercard の発行を申し込んでみた所、まさかの秒で審査に通りました!

クレジットカード審査通過

申込時に入力した情報として職業と年収欄があったのですが、職業はYouTuberなので自由業を選択し、年収は2023年に稼いだ金額を正直に入力しました。申込み後、引き落とし口座の紐づけを行うのですが、なんと紐づけ完了直後に即審査通過のお知らせが届きました。

三井住友が発行するものなのでそれなりに信用が無いと厳しいかと思っていただけに、あまりのあっさり具合にさっきまでの不安は何だったんだろうと思う程でした。

カードは1週間程度で届くみたいなので、来週以降は Amazon での支払いをクレジットカードに切り替え、1年くらいはコツコツとクレヒス修行でもしてから三井住友カードゴールドNLあたりも取得出来れば、一般的な社会的ステータスを示せるくらいにはなれるのかなと思い描いています。

追記2:人生初クレジットカードの利用限度額

2024年3月8日、人生初クレジットカード(Amazon Prime Mastercard)が手元に届いたので早速利用限度額を確認してみました。

結果は総利用枠20万円でした。

キャッシング枠とリボ払い枠はまず使う事がないので、ショッピング枠20万円という所ですね。ちなみに年収と利用限度額の関係を調べてみると以下のような情報が見つかりました。

年収 限度額(目安)
150万以下 10万~30万円
300万円以下 10万~50万円
400万円以下 30万~150万円
500万円前後 50万~300万円
1,000万円以上 100万円以上

今の自分の年収を考慮すると限度額100万円以上の枠を獲得出来てもいいくらいじゃないかと思いましたが、残念ながら三十路を超えたスーパーホワイトYouTuberだとやはり信用が無いのか、年収150万以下の限度額しか確保してもらえないようです(それでも自分の事を信用してくれてカードを発行して下さった事には感謝ですね)。

とは言え、今の生活スタイルだと月の支出が20万円を超える事はまず無いですし、近い将来家を買ったり車を買ったり等の大きな買い物をする予定も無いので、限度額20万円でも困る事はほぼ無いかなと思います。

一応限度額の増枠申請は入会から半年後に可能になるみたいなので、その時に限度額が少なくて不便だと感じているようなら申請してみようかなといった感じです。

追記3:利用限度額は月に使える金額じゃない事に気付いた

Amazon Prime Mastercard の締め日は月末、引き落とし日は翌月26日であり、限度額の回復タイミングは支払い後との事。また、限度額の回復量は支払額と同じになるようです。

3月中に20万円一気に使い切った場合、4月26日に引き落としされるまで限度額が回復しないので、仮に3月1日に20万円一気に利用したとすると、2ヶ月弱の間利用限度額が回復せず、クレカで物が買えない日々が続く事になります。

という事は、3月中に10万円分利用し、4月1日~4月26日までに10万円分利用した場合、4月26日に3月利用分の10万円が口座から支払われ、限度額は10万円まで回復します。そして4月利用分の支払いは5月26日となるので、それまで残りの限度額10万円分は回復しないという事になります。この事から、限度額20万円というのは実質月10万円しか使えないという事になります。

クレカ利用時、限度額上限に引っ掛かって引き落としが出来ない、物が買えない等のトラブルの話をよく聞いた事があったのですが、こういうカラクリなんだと気づいてからは納得がいきましたね。

締め日と支払日のタイミング、限度額回復タイミングの仕組みを理解していない人がクレカで買い物をしているとよく陥ったりするみたいです。僕は月12~13万円くらい使ったりするので、早めにこの事に気づけて良かった・・・。

特に気をつけないといけないのは、月額サービスをクレカで支払う場合になってきますね。

特にスマホ利用料金等は支払いが遅れると金融事故扱いになり、クレヒスに傷が付くとの事なので、口座に十分お金が入っているにも関わらずクレカ限度額に引っ掛かったせいで引き落とし出来なかったなんて事が起きると非常にマズイです。

大事な月の支出に関しては限度額が低い内はクレカ払いにせず、今まで通りデビットカードで支払うようにした方がいいですね。

追記4:デビットカードは使えないと言われた理由が分かったかも

つい最近知ったのですが、「デビットカード」という言葉自体がお店では「Jデビット」と勘違いされてしまう可能性が高いとの情報がありました。

僕が持っているデビットカードは楽天JCBデビットである為、JCBブランドマークの付いているお店や病院ではクレジットカードと同様に使えるはずなのですが、受付のおばさんはJデビットと勘違いして「デビットカードは使えません」と発言した可能性があるかもしれないと気づきました。

お店や病院等でVISAデビットJCBデビットデビットマスターカード等のブランドデビットカードで支払いをする際は、「クレジットカードで」 もしくは 「カードで」 と伝えた方が勘違いされずに正しく決済されるとの事です。

病院での支払いの際、JCBブランドマークが付いている事は確かにこの目で見たので、デビットカードと言わずにクレジットカードでと言えば問題無く決済出来たと思われます。

ただ、クレジットカードを持ってない事を伝えた直後からの受付のおばさんのあからさまな態度の変化は気になる所なので、次病院に行った時に Amazon Prime Mastercard で決済した時の対応がどうなのかは気をつけておきたい所です。

追記5:病院でクレジットカードを使ってみた結果、予想外な事が・・・

先日、病院での診察代を Amazon Prime Mastercard で決済してみました。

結果としては以前のようにタメ口を利かれる事なく支払いは出来たのですが、まさかの予想外な事が起きました。

病院のクレカ決済端末はタッチ式ではなく差込式だったのですが、会計時に「クレジットカード一括で」と受付のおばさんに伝え、そのまま差し込もうとした所、

「あ、◯◯様すいません、うちではクレジットカード決済の前に本人確認を行っております」

保険適用で数千円程度の代金だったのでサインなんて求められないと思っていたのですが、どうやらその病院ではクレジットカード決済の場合、毎回本人確認を行っているとの事。

しぶしぶクレジットカードを渡し、これから署名欄の名前通りにサインを行うのかと思いきや、ここで予想外な事を言われました。

「◯◯様、署名欄に名字しか書かれてないんですが、フルネームじゃないと使えませんよ」

そう言われた瞬間、「あれ? クレカの署名欄って基本的に何を書いても問題無いんじゃなかったっけ?」 と思いながらも、面倒なのでしぶしぶその場でペンで名前を付け足し、再度受付のおばさんに渡しました。

いよいよ署名欄に記載された通りのネームの筆跡通りのサインを求められるのかと思いきや、ここでまたもや受付のおばさんが予想外な事を言ってきました。

「はい、本人確認が終わりましたので、そちらの端末に差し込んで下さい」

「いやいやいやちょっと待てよ!? クレカの本人確認って署名欄の筆跡が本人の物か確かめる為に売上伝票などの紙にその場でサインさせるやつじゃないのかよ!?」

・・・という声が心の中で響き渡りましたが、そこはツッコまずに後は流れでクレカ決済を済ませたのでした。てか差込式端末だと暗証番号も求められるのね。そもそも暗証番号は本人しか知らないはずなので、本人確認なんて暗証番号を入力出来ればそれでいいと思うんですが・・・

ちなみに Amazon Prime Mastercard は表面にカード番号が記載されておらず、裏面に番号とセキュリティコードが記載されている為、実は本人確認という名のクレカ番号とセキュリティコードの盗み見なのではないかという疑惑が・・・

まあ病院の受付のおばさんがそんな事をするとは思えないので、単純に本人確認のやり方を知らなかっただけだと思います。万が一これから先身に覚えのない利用明細が出現すればほぼ確実に受付のおばさんが犯人ですね。とは言え、暗証番号をドンピシャで当てられなければ不正利用される事はまず無いでしょう。

帰宅後、署名欄はフルネームじゃないといけないという受付のおばさんの発言が気になり、ネットで調べてみたところ、やはり僕の記憶は間違ってはいなかったようで、クレカの署名欄は

名字のみ、イニシャルのみ、筆記体、絵文字、本人しか分からない謎の記号

など、本人の筆跡である事を証明出来るものなら何でもいいとの事でした。

署名欄を名字だけにしておくと、クレカ払いでサインが必要な場合に楽なのでそうしていたのですが、どうやらクレカの署名欄はフルネームでなければならないと勘違いしたまま本人確認を行っているお店や病院があるという事を初めて知りましたね。

先日の会計のせいでクレカの署名欄に自分のフルネームを書く事になってしまい、このせいで今後サインを求められたらフルネームで書かなければいけなくなりました(笑)

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