【Apex Pro レビュー】反応速度最強と名高いゲーミングキーボードは音ゲーでも威力を発揮するのか!?

Apex Pro サムネイルガジェット

前回ゲーミングキーボードHyperX Alloy Origins Coreについての紹介記事を書きましたが、最終的には結局タンスの奥に眠らせてしまい、また新しいゲーミングキーボードに手を出してしまいましたよ~、という所で終わりました。

前回の記事は以下↓

【HyperX Alloy Origins Core】人生初高級ゲーミングキーボードをレビューしていく。
昨年末に安物の中華製ゲーミングキーボードに手を出して後悔した事がきっかけで 高級ゲーミングキーボードHyperX Alloy Origins Coreに手を出しました。 3ヶ月以上使用したのでレビュー記事書いてみました。 ゲーミングキーボード選びに迷っている方の参考になるかどうか分かりませんが、 どうぞ読んでみて下さい。

前回の記事のラストでもほのめかしておりましたが、タイトルにもある通り新たに手を出したゲーミングキーボードはSteelSeries社から発売されているApex Proになります。テンキーレスじゃない方のね。

Apex Proを衝動買いしてしまった理由

まずは以下のスペック表を御覧ください。

スペック表なんてどうでもいいという方はそのまま次の見出しをお読み下さい。

製品名Apex Pro JP
キースイッチOmniPoint スイッチ
QX2 Red メカニカルスイッチ
バックライトRGB
オンボード
フラッシュメモリ
5プロファイル
接続タイプType-A × 2
(電源、USBパススルーポート用)
アンチゴースト100%アンチゴースト
キーロールオーバーNキーロールオーバー
押下圧45cN
触覚リニア
アクチュエーション
ポイント
OmniPoint スイッチ:0.4mm ~ 3.6mm
QX2 Red メカニカルスイッチ:2.0mm
キーストローク4.0mm
キースイッチの耐久性1億回
応答速度(入力遅延)最短0.7ms
ポーリングレート1000Hz
重量2.14 lbs (約970g)
本体サイズ436.7 × 139.2 × 40.3mm (W × D × H)
その他
発売日2019年10月4日
価格帯¥26,000~¥30,000

アクチュエーションポイントを0.4mm ~ 3.6mm の間で変更可能

OmniPoint スイッチ

本キーボードに搭載されているOmniPointスイッチには磁気ホール効果センサーが実装されており、これによって従来のメカニカルキーボードではありえなかったアクチュエーションポイント(以下AP)の変更が可能となっています。

ゲーミングキーボードの中でも特にゲーマー向けな物に採用されている軸は基本的にAPの浅い軸であり、代表的なものとしては銀軸が挙げられます。

銀軸が採用されているキーボードはゲーミング自体には向いているものの、文章入力にはあまり向いておらず、ゲームと文章入力どちらも頻繁に行う人にとっては、用途によってキーボードを使い分ける必要がありました。

そんな中、AP変更可能なApex Pro が発売された事で、実質このキーボード1本さえあれば、どんな用途にでも対応できてしまうわけです。

しかもAPの幅が0.4mm~3.6mmの間ですから、従来まで反応速度が速いと言われていた銀軸スイッチ(1.2mm)よりも圧倒的に浅くする事が可能であり、物理的な反応速度の大幅な向上が可能となっています。

もちろん逆に底打ちスレスレまで作動点を深くする事もできるため、ゲーム中や文章入力中に頻繁に使用しないキーの誤爆を防ぐ事だってできてしまいます。

応答速度が従来のメカニカル式に比べて圧倒的に高速

APの変更が容易であり、かの銀軸スイッチの作動点よりも圧倒的に浅くすることができるOmniPoint スイッチですが、それよりももっと重要なポイントはキースイッチの応答速度です。

応答速度とは、キースイッチがAPに到達してから、パソコン側が“キーが入力された”と判定するまでの時間の事です。入力遅延とも言いかえる事ができますね。

従来のゲーミングキーボードでは応答速度に関する項目はあまり重要視されておらず、ただただ物理的にAPを浅くした軸を開発し、キーボードに搭載する事で“反応速度最速”を謳っていたわけです。

しかしAPを浅くして物理的な反応速度を向上させる事はできても、パソコン側にキーが入力されるまでの応答時間を短くする試みはほとんど為されてきませんでした。(一部応答速度の改善を試みたゲーミングキーボードも存在していますが、Apex Proほどではないのでここでは紹介しません。)

以下にSteelSeriesの公式サイトから引用した比較画像を載せておきます(クリックで拡大)。

キースイッチ反応速度比較図

画像引用元:https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro

OmniPontスイッチで使われている磁気ホール効果センサーにより、従来のメカニカルスイッチでは必ず発生していた入力遅延が大幅に改善されています。

この図を見る限り、従来型のキースイッチでは最短で5~6msの入力遅延が必ず発生していた事が理解できます。

これは有名なCHERRY MX製スイッチに限らず、似たような仕組みで組み立てられている他社製のキースイッチでさえ同じような入力遅延が必ず発生しています。

何故従来型キースイッチだと必ず最短5~6msの入力遅延が発生してしまうのかについては「キースイッチ デバウンス」で検索していただくと知見が得られるかと思いますので、本記事では詳しく説明しません。

OmniPontスイッチでは従来型のキースイッチのように内部に入力を検知するための金属接点を有しておらず、その代わりに磁石の仕組みを応用することで入力遅延が最短0.7msと大幅に改善する事に成功しています。

反応・応答速度共に有利なら音ゲーでも有利になるのか気になった

今までブログ内で一度もカミングアウトした事がありませんでしたが、僕は割とガチの音ゲーマー(自称)です(笑)

僕は会社で働いているわけではなく、自分でインターネットから収益を得るために頑張らないとこの先生きていけないので本当はゲームで遊んでいる暇なんて無いのですが、ひたすら毎日ネットで作業をしているだけではストレスばかり溜まっていくので、息抜きにゲームしたりします。

その際によくプレイするのがLR2、osu!mania、DJMAX RESPECT V等の、所謂beatmania IIDX(通称弐寺)系の音ゲーになります。

昔は家でPS2起動して弐寺ばっかりやっていた時期があり、たまにゲーセンにも足を運んでプレイする事もありましたが、今ではもっぱらPC音ゲー勢してます。

少し前まではHyperX Alloy Origins Coreを使って息抜きに音ゲーをプレイしていました。

僕は割とハイスコアを狙ってプレイするスタイルであるため、赤軸のようにスッとキーを押し込めるタイプのキーボードは音ゲーと相性がいいな~と感じつつスコア詰めてたりしました。

そんな中で、もっと値段の高いゲーミングキーボードだったらより音ゲーライフが充実(笑)するんじゃないかと考え、色々調べている内にApex Proの存在を知ったわけです。

初めてSteelSeriesのホームページで製品スペックを確認した時、今までのメカニカルキーボードは全て入力遅延が発生していた事を知り、衝撃を受けました。

HyperX Alloy Origins Coreで採用されているHyperX Redスイッチは2019年に出たばかりの新しいものなんですが、キーの入力を検知する仕組みは昔から存在しているCHERRY MX製スイッチと全く同じであるため、間違いなくデバウンスによる入力遅延が発生している事になります(HyperX Redスイッチのデバウンス時間に関する情報は見つけられませんでした)。

そこで僕は、デバウンスによる入力遅延の影響を極力減らす事ができれば、osu!maniaなどの判定の厳しい音ゲーにおいて高いスコアを狙いやすくなるのではないかと考え、即購入に踏み切ったわけです(アホ)

Apex Pro を使ってosu!maniaをプレイしてみた結果

ここからはosu!maniaをApex Proでプレイしてみた感触、結果等について書いていこうと思います。

弐寺系の音ゲーをプレイした事の無い人にとって専門用語のオンパレードになってしまうので、こいつ何言ってるのか分からない、気持ち悪い、などと思った方は読まずにブラウザバックを推奨しておきます(笑)

低難易度曲のスコアが著しく向上した

osu!maniaのジャスト判定は±16msの範囲内です。

これはbeatmania IIDX シリーズのJUST GREAT判定(±20ms)よりも厳しいので、光らせようとしてもそう簡単にはいかず、しょっちゅう黄ばみまくります。

以下はHyperX Alloy Origins Coreを使用していた時に出したAiAe[NM]の最高スコアになります(クリックで拡大)。

AiAe[NM] HyperX Alloy Origins Coreでの自己ベスト

2020年1月27日に出したスコアになります。

弐寺より判定が厳しく、そしてこの譜面数で15落ち出せた時はかなり自分でもビビった事を覚えています。これ以上スコア詰めるのはもう無理だろうな、と思ったほどです。

トッププレイヤーは理論値とか出してて理解できませんけどね!!(笑)

 

これに対し、Apex Proを使用してスコア粘着しまくった結果として出た事故べストが以下です。

AiAe[NM] Apex Proでの自己ベスト

2020年4月23日に出したスコアになります。

※専用ソフトウェアでキースイッチのAPを3(1.0mm相当)にし、かつ静音化リング(厚さ1.5mm)を2つ装着した上でのプレイ結果です。

なんとまさかの4落ちです。出した直後は笑いが堪えきれなかったほどです。決して3ヶ月の間にスコア力アップのために練習しまくっていたわけではありません。

この後も粘着しまくった結果、これ以上のスコア更新は無理でしたが、割と1桁落ち以内まで到達する事が何度かありました。

HyperX Alloy Origins Coreでは何度プレイしても15落ちから更新できなかったので、Apex ProのOmniPointスイッチの精度の良さには驚きました。

なんと言いますか、ミスって黄ばんでしまった時、ほんのわずかに早く押してしまって黄ばんだのか、わずかに遅く押してしまってそうなったのかがなんとなく分かるんですよね。

そのため、黄ばんでしまった後の修正が従来型のメカニカルキースイッチよりも容易な感じがありました。

HyperX Alloy Origins Coreでプレイしていた時は、どうしても納得できないような不可解な黄ばみ方をする事が割とありました。

おそらく従来型のメカニカルキースイッチではデバウンス時間が必ず5~6ms以上発生してしまうため、毎回同じタイミングでキーを叩いているつもりであっても、入力遅延のズレによってジャスト判定以内に収まらなくなることがあるためではないかと考えています。

osu!maniaのようにジャスト判定が±16ms以内しか無いような音ゲーにおいて、OmniPointスイッチが搭載されたApex Proを用いてプレイすると、明らかに判定において有利になった実感を得る事ができました。

高難易度曲ではあまりスコアに差が出なかった

低難易度譜面はタイピングのリズムを取りやすいため、キーボードの入力遅延の違いによる効果を割とはっきり実感する事ができました。

しかし高難易度曲になってくると、キーボードの入力遅延よりも自分自身のスキル自体が重要になってくるため、Apex Proを使っているからと言ってトッププレイヤーに勝てるようになるなんて事はありません。

Apex Proを音ゲーで使用してみて分かった事

APが浅いほど有利になるわけではなかった

フォートナイトやApex LegendsなどのTPS・FPSにおいて相手よりコンマ何秒でも素早く立ち回りたい場合、APを0.4mmに設定してプレイする意味は大きいです。

しかし音ゲーにおいては作動点が浅ければ浅いほど有利かと言うとそんな事はありませんでした。

僕の場合、osu!maniaで最もタイミングが取りやすいと感じた作動点は1.0mm (ソフトウェアでの設定3相当)でした。

0.4mmだとむしろ自分の思っているタイミングよりもキー入力が少し早くなってしまい、結果としてスコア力の減少に繋がってしまいました。

そのため音ゲー勢がApex Proを使用する場合、自分に最も合ったAPを先に探し出す必要があります。

Apex Proにおいて個人的に気になった点

ここからはApex Proを使っていて気になった点、不満点などを挙げていきます。

全キーOmniPointスイッチではない

僕はこのキーボードを初めて知った時、スペック表の細部をよく確認もせずに衝動買いしてしまいました。

そのため、キーボードが届いた当初は全てのキーがOmniPointスイッチだと思い込んでおりました←

実はOmniPointスイッチが搭載されているのは以下の部分だけなのです。

OmniPointスイッチの位置

画像引用元:https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro

これに後で気づいた時、ちょっとガッカリしてしまいました。

黒色で塗られている箇所以外は全てQX2 Redメカニカルスイッチが搭載されています。

スイッチの名前からも分かる通り、CHERRY MX赤軸スイッチと同じような特性のキースイッチになります。ちなみにテンキーレス版の方も同じ箇所のみ対応しており、それ以外はQX2 Redスイッチです。

全キーOmniPointスイッチだと思い込んで購入してしまっている人は僕だけではないようでして、YouTube等でApex Proの紹介動画を色々見ていると、軸が今までのと違って最速なんですよ~等と説明しながらQX2軸の搭載されている矢印キーのキーキャップを取り外してる人なんかも居ました。

他にもESCキー部分を取り外して赤軸なのを見て混乱している人も居ましたね。あれ? Apex Proなのに軸が赤いんだけど!? これってApex 7 じゃないはずだよね? みたいな(笑)

使われている軸が異なっている様子

ご覧のように、OmniPointスイッチは白軸であり、QX2Redスイッチは赤軸です。

このことから、全キーAP変更する事は不可能な仕様となっています。

このような仕様になってしまった原因としては、おそらくOmniPointスイッチ自体にかなりのコストが掛かっており、全キー搭載するよりもゲームによく使う部分のみ搭載する事でコストを抑えたのだと思います。

確かにFPSゲーマー等、テンキーを使う事がまず考えられないような層の人達にとってはこれで十分かもしれません。

しかし僕のようにPCで音ゲーをプレイするような人達にとっては、全キーOmniPointスイッチでない事が致命的になる場合があります。

僕の場合、音ゲーをプレイする際はテンキー部分にキーを割り当てる事があります。

osu!maniaであればOmniPointスイッチに対応している部分のみで十分事足りますが、DJMAX RESPECT Vのような音ゲーではテンキー部分がキー配置で役に立ったりします。

しかしApex Proは上に載せた図の通り、テンキー部分は全てQX2 Redスイッチなわけです。

せっかく自分にとってプレイしやすいAPに設定したとしても、テンキー部分は従来型のメカニカル式なのでデバウンス遅延が起こってしまうし、APも2.0mm固定なので、左右の手で判定に狂いが生じてしまう事になります。

もちろん軸の種類が違うので押し心地も若干異なっています。(キーを押し下げた時の感触が、OmniPointスイッチではヌルヌル。QX2 Redスイッチでは若干ザラザラ、かつOmniPointスイッチより軽めな感じ)

このため、音ゲーでテンキー部分を多用する人にはApex Proをお勧めする事はできません。

僕自身もこのような仕様に早く気づいていれば購入を見送ったかもしれないと思うと、ちょっと勿体ないことをしたなと思います。まあ全てはスペック表を隅々まで確認しなかったのが悪いんですけど(笑)

リセットポイントがAPと同じ位置になる

リセットポイントとは、キースイッチを離した際に“キーが離された”とパソコン側が認識する深さ(浅さ)です。

この位置がAPと同じになってしまう仕様のため、FPSなどのゲームでキースイッチを底打ちした状態から素早く離して次の動作に繋げたい場合に不利になる可能性があります。

そして音ゲーにおいては、判定の厳しいosu!mania等のゲームでは致命的な問題です。

何故ならosu!maniaにはロングノーツと呼ばれる、キースイッチを押しっぱなしにする事で捌く譜面が存在するのですが、実はこの譜面、キーを押し込んだタイミングだけでなく離す時のタイミングも重要なんです。

つまりキーを押し込むタイミングと離すタイミング両方ともバッチリじゃないとジャスト判定にならない仕様なのです。

アクチュエーションポイントとリセットポイントが同じ位置という仕様であれば、APを浅めに設定する事でロングノーツの入りに関してはタイミングを合わせやすくなる一方、離すタイミングはロングノーツの見かけ上の終点に対して若干早めないといけなくなります。

その結果、通常の乱打譜面は光りやすくなる一方、ロングノーツだけ無駄に光らなくなると言った現象が起きてしまいます。

だからと言ってAPを深めに設定してしまうと、通常の乱打譜面やロングノーツの入りのタイミングを合わせづらくなります。

理想としてはAP1.0mm、リセットポイント3.0mm と言った設定が可能であればいいんですが、残念ながらここまで融通を効かせる機能は無いようです。

対策としては静音化リングを用いてキーストロークを短くする事で、物理的に底打ち状態からリセットポイントまでの距離を短くする事が挙げられます(この対策をした上でAiAe[NM] 4落ちを達成しています)。

APを10段階でしか設定できない

OmniPointスイッチはAPを0.4~3.6mm の間で調整可能である事が謳われています。

確かにそれは事実であるのですが、なんと10段階でしか設定できない仕様です。

しかもAPの位置をミリメートル単位で表記する事ができず、何故か段階表記です。(1~10まで。数字が小さいほど浅く、大きいほど深い。1段階毎に0.3mm変更可能。)

このあたりはもうちょっと分かりやすくするために、せめてミリメートル単位で表記して欲しかったのと、0.1mm刻みで調整できるようにして欲しかったと思いました。

全面フルアルミボディーではない

以前使っていたHyperX Alloy Origins Coreは、キーボード筐体が全てアルミで構成されており、堅牢さ、高級さ加減が半端ない一品でした。

初めて購入した高級キーボードがそのような仕様であったため、今回購入したApex Proに関しても同じような感じで期待しておりました。

しかし実物は全面アルミではなく、まさかの裏面のみプラスチック素材でした。

Apex Pro 二種類のスイッチ

Apex Pro 裏側

OmniPointスイッチがやはりコスト掛かり過ぎなのか、別の所でコストダウンの跡が見られますね。

2万5千円以上するキーボードなのに全面アルミじゃないとは、ちょっとガッカリしてしまいました。

それだけHyperX Alloy Origins Core自体が値段の割に優れた製品だったのでしょう。

最初に大当たりを引いたせいで自分の中の高級キーボードのハードルが上がりすぎてしまったのかもしれませんね。

ケーブルがごつい&脱着式でない

これは購入する前から分かってた事なので不満点に挙げるのはどうかと思いましたが、一応挙げておきます。

ケーブルが脱着式だと机の掃除が格段にしやすくなるので地味に嬉しい機能なんですが、Apex ProにはUSBパススルーポートが実装されている関係でケーブルがどうしてもごつくなってしまい、着脱する事も不可能です。

もちろん太くてごついせいでケーブルの取り回しも一苦労します。

普段使っている時は特に気にはならないものの、机の掃除をしたいと思った時に簡単にキーボードを移動できないので、ちょっとだけ面倒だなと感じる事があります。

一応ケーブル配線を整えるための溝が裏面にあり、左出し・真ん中出し・右出しを選択できるので、セッティング次第ではあまり問題ないかもしれませんが・・・・・個人的にはどうも気になってしまう所です。

キーキャップが安っぽい

おそらくOmniPointスイッチのコスト高すぎ問題の解決策の一つでしょうが、キーキャップがなんか安っぽいプラスチック素材なんですよね。

キープラーで引き抜いた際、普通に表面に傷が付いてしまいます。

有名どころのガジェット系YouTuberが動画内でApex Proを紹介している動画を見た時はキーキャップも含めて全体的に高級そうな印象を受けたのですが、それは単に撮影機材そのものが良いせいなんでしょうね。

実物では安っぽい見た目のするガジェットって、ウン十万円もするような高性能カメラで撮影すると非常に質感が良さそうな感じに撮れてしまうんですよ(笑)

そんな感じで、Apex Proのキーキャップって実物で見るとそんなに高級そうな感じではないんです。

せっかく2万5千円以上するのに、結構目立つ所でコストダウンを図ってしまっているのがなんだかな~って思ってしまいます。

キースイッチが少しぐらつく

以前まで使用していたHyperX Alloy Origins Coreの方がキースイッチのぐらつき感が少なく、非常に安定した押し心地でした。

それに対してOmniPointスイッチ&QX2Redスイッチは割とぐらつく感じがあり、そのぐらつきのせいでタイピングミスが誘発される事が割と多くありました。

慣れてからはそんなに気にならなくなりましたが、HyperXのキーボードから乗り換えようと思っている方は、最初は違和感を感じてしまうと思います。

好みの問題と言われてしまえばそれまでですけどね。

一応比較動画載せておきます(上がAlloy Origins Core、下がApex Proになります。)
↓↓↓

キーを強めに叩くとバネの金属音がする

HyperX Alloy Origins Coreを使っていた時は一切感じなかったのですが、Apex Proではキーボードを強めに叩くと少しバネの金属音が反響します。

特に底打ち状態からスッと指を離した時にバネの『コ~ン・・・』という音が響いてくるので、それがちょっと気になりました。

とは言っても普段はヘッドホンを付けてYouTube動画の編集とかしているのでそんなに気になる事はありませんが、たまにヘッドホンを外して作業する時なんかは打鍵した時のバネの反響音が耳障りだなと感じる事があります。

最初はキースイッチが不良品なハズレでも引いちゃったんだろうかと思ってしまいましたが、基本メカニカルキーボードというのは、ある程度バネの反響音がするのは仕方がない事だそうです。

初メカニカルキーボードがAlloy Origins Coreだった僕からすると、キーボードを打鍵した時に金属音がするなんて思ってもいなかったので、そう考えると金属音がほぼ皆無なHyperX Red スイッチって完成度高かったんだな~と改めて理解できました。

キーキャップの縦幅がHyperXのものより1mm程度狭い

キーキャップの大きさ比較

左がApex Pro、右がHyperX Alloy Origins Core のキーキャップになります。(クリックで拡大できます。ホコリが付いてて汚らしいのは申し訳ございませんw)

Apex Proで使われているキーキャップの縦幅は、HyperX Alloy Origins Coreで使われているものよりも1mm程度狭いです。そのわずかな差のせいか知りませんが、最初はキーが若干小さく感じて打ちにくいな~っと思った事がありました。

これも慣れてからは気にならなくなりましたが、キーキャップの大きさを気にする人は注意が必要かもしれません。

どうしても大きさが気になる人はキーキャップだけでも他のものに交換とかした方がいいかもしれませんね。

まとめ

Apex Pro 外観

もう少し値段が高くなっても良かったので、全キーOmniPointスイッチ、ダブルショットPBT製キーキャップ搭載、APとリセットポイントの変更可、0.1mm単位で調整可、全面フルアルミボディ、脱着可能ケーブル搭載・・・・・といった仕様だと文句の付け所が無かったんですがね。

ちょっと欲張りすぎですかね??(笑)

とまあ、本来はFPS等で威力を発揮するキーボードなので他のブロガーさん達もFPSを基準にしたレビューをされている所が多いのですが、今回は音ゲーをよくプレイする人の視点でレビューをさせて頂きました。

他のApex Proを紹介しているブログ等ではまず考えられないくらいディスりまくった感じになってしまいました。

しかし、ゲーム時と普段使い時とでAPを自動で好みの位置に変更できる機能が超便利すぎることと、現状存在するゲーミングキーボードの中では最強スペックといった点から、総合的にはAlloy Origins Coreよりも使いやすいなとは感じています。

P.S. Apex Proを超える最強のキーボード情報を入手&予約したった

僕の高級ゲーミングキーボード沼はここで終わりません。

この記事を書いている途中でApex Proよりもハイスペックなキーボード情報を入手してしまいました。

そのキーボードの名は、Wooting two Lekker edition↓

Wooting two Lekker editionの外観

画像引用元様:https://wooting.io/wooting_two_lekker

なんとOmniPointスイッチよりもハイスペックなLekkerスイッチが搭載されており、アクチュエーションポイントを0.1mm ~ 3.8mm の範囲で調整可能。

そしてApex Proにこんな機能があったら理想的だったのにな・・・・と思っていた事が実現されているようです。

なんとアクチュエーションポイントとリセットポイントがキーを押し込んだ深さに応じて動的に変化するRapid Trigger機能が搭載されているとのこと。

従来のスイッチのオンオフとラピッドトリガーでのオンオフとの違い

画像引用下様:https://wooting.io/wooting_two_lekker

この機能って音ゲーの縦連打や、タイミングがシビアなロングノーツにおいてめちゃくちゃ有利じゃないか!?

OmniPointスイッチと同じく磁気ホール効果を用いて実現しているスイッチであるため、デバウンス対策もしっかりしているようです。

もちろんApex Proのように一部のキーだけ安価な軸で代用しているなんて事もなく、ちゃんと全キーLekkerスイッチのようです。ケーブルも脱着式で文句なし。

しかし問題として1000台限定での販売となる事、日本語配列を取り扱ってない事が挙げられます。

英語配列でもかまわない、もしくは英語配列が好きという方向けになります。あとデザインがかなりポップな感じで、好き嫌い分かれそうです。

個人的にはあまり好きなデザインではないのですが、このキーボードの機能性にロマンを感じてしまったので予約してしまいました(ここまで来るとただの変◯)。

以下は注文してしまった証拠のスクショ↓

Wooting two Lekker edition予約注文してしまった。

決済金額は214.99ユーロ。注文した時点での為替レートから算出された金額は日本円で26,197円でした。

ちなみに僕が予約し終わった段階で残り台数94台でした。

Wooting two Lekker edition残り94台

しかし、この記事を書き終わりかけている今の時点で残り台数はあと9台しかありません(笑)

Wooting two Lekker edition残り9台

◆Apex Proよりもハイスペックなキーボードにロマンを感じる人。
◆他の誰よりもデバイス面で有利に立ちたい人。
◆英語配列でも構わない、もしくは英語配列が好きな人。
◆デザインがど真ん中に突き刺さった人。

にはお勧めです。

とは言っても、この1000台が売れた後もLekkerスイッチを搭載したキーボードを製造、販売していくつもりではあるようですが、それがいつになるかは現時点では不明です。

ただし、”デザインがど真ん中に突き刺さった人”は今すぐにでも予約しないと二度と手に入らなくなります。(公式ブログでそのように書かれていました。英語が読める方はどうぞ。)

予約注文は以下から。
https://wooting.io/wooting_two_lekker

残念ながら紹介して数時間で見事に完売(笑)

売り切れるまでの間、本記事にアクセスした人は一人も居なかったというね←

P.P.S. 売り切れたWooting two Lekker editionを手に入れるチャンスがまだあるかもしれない件。

2020年5月19日朝4時頃気づいたのですが、Wooting公式サイトにてお知らせがありました。

お知らせを簡単に要約すると、
「この先状況が変わってキャンセルする人が数名出てくるかもしれないので、キャンセルされたキーボードを受け取れる機会を設けました。」

といった感じです。かなり大雑把に要約しているので原文を以下に載せておきます。

[原文]

The Wooting Two lekker edition – Sold out!

But you might still have a change.

We set out to make only 1000 pieces of the Wooting two Lekker Edition, and when that counter reached 0, we had hit it. However, circumstances change and few people might decide to step out. This opens slots that we will distribute to a first comes – first gets system.You can join the queue by filling in this form.

It’s important to notice that your language layout option also decides your opportunity. Based on the order that is canceled, that certain language layout will free-up for the next best in the queue. This makes it a circumstance of being both the first and getting a little lucky.

[翻訳(DeepL翻訳+校正)]

The Wooting Two lekker edition – 完売!

でも、まだおつりがあるかもしれません。

Wooting two Lekker Editionを1000個だけ作ることを目標にしていたのですが、そのカウンターが0になった時にはヒットしていました。しかし状況が変わり、キャンセルする人が出てくるかもしれません。その分スロットが空きますので、私達は先着順に配布していきます。こちらのフォームにご記入の上ご参加ください。

言語配列オプションもあなたのチャンスを決めることを理解することが重要です。特定の言語配列は、キャンセルされた順番に基づいてキューの中の次のベストのために解放されます。これは、それが最初であることと、少し幸運を得ることの両方の状況になります。

文章引用元様:https://wooting.io/wooting_two_lekker

Wooting two Lekker edition を予約したかったけど既に売り切れていて予約し損ねたという方は、以下のプレオーダーページにアクセスし、名前とE-mail、希望の言語配列を記入して送信ボタンを押せばキャンセル待ちの列に並ぶ事が可能です。

https://wooting.io/wooting_two_lekker_pre_order

フォームに送信した後の処理はどうなるのか分かりませんが、おそらく自分のメールアドレス宛にキャンセル待ち情報が送信されてくるのだと思います。

そして自分が希望していた言語配列(例えば英語配列)のキャンセル者が出た場合に先着順で新たにメールが送られてくると思いますので、そこで購入するかどうかの判断を行う事ができるはずです。

どうしても手に入れたかったけどタイミングを逃してしまったという方はぜひチャンスを掴んでみてはいかがでしょうか。

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