CPUファンが爆音になる原因
CPUファンが爆音になってしまう原因は、排熱性の悪いノートパソコンに性能の高いCPU(発熱しやすい)を積んでいることと、動画の書き出しといったCPUに負荷のかかる処理を行っているからです。
動画のエンコードはまさにCPUをフル回転させる処理なので、必然的にCPU温度が高まります(今ではGPUエンコードなるものも出てきているので問題にならない方もいるかもしれません)。
その発熱を抑えるために、ファンをフル回転させて放熱しなければいけません。
それによって『ブォォォォーー!!!』といった音がするようになるわけです。
もしファンが回らなかったらそのまま発熱し続け、CPUが焼けてしまい、パソコン自体が壊れてしまうことになりかねません。
CPUファンが爆音にならないようにする一番簡単な方法
動画のエンコードなど、CPUに思いっきり負荷を掛ける作業をしなければいけない。でもCPUファンを爆音にしたくない・・・・・・
また、普段ネットサーフィンしている時にもファンが爆音になってとにかくうるさすぎる・・・・・・
そんな症状のあなたに、最も簡単にCPUファンの音を抑える方法を今からご紹介します。
CPUのクロック周波数を下げる(パソコンの性能を下げる)
これが最も簡単な方法になります。パソコンの性能を下げることでCPUの発熱を抑え、ファンの回転を穏やかにする方法であるため、根本的な解決方法ではありません。
しかし、静音性を高めるという観点から見れば効果絶大なので、試してみる価値はあると思います。
他の方法としては、
・CPUファンのホコリを掃除機で吸い取る or 分解してファンを掃除する。
・CPUグリスが古くなっていれば新しく塗り替える。
などがありますが、ノートパソコンを分解した経験が無い方にとっては少しハードルが高いので、今回のCPUクロック周波数を下げる方法を紹介します。
手順(Windows10)
①:画面右下の電源マークを右クリックし、『電源オプション』をクリック。
②:プラン設定の変更をクリック。
③:詳細な電源設定の変更をクリック。
④:『プロセッサの電源管理』→『最大プロセッサの状態』→『好きな%数に設定』
この項目を調べると、デフォルトではどちらも100%になっていると思います。この値を下げることでCPUのクロック周波数を下げることができます(オーバークロック対応のCPUであれば、この値を99%に設定することでオーバークロックが無効化されます)。
動画のエンコード中に色々値をいじってみるなどして、ファンの音がうるさくならないような値を自分で見つけてみてください。
<注意:CPUの性能を下げることでファンの爆音を回避する方法であるため、動画の書き出しや他の高負荷な処理におけるスピードは当然落ちてしまいます。それでも問題ないという方だけ試してみて下さい。>
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