会社を辞めて鬱状態になってしまった時にできなくなったこと

鬱の森 病気

新卒で入社した会社を2週間で辞めてしまった後、2~3ヶ月の間は精神状態がどん底でした。

そんな状態の時は、普段できていたことが全くできなくなっていました。

診断は受けていませんが、間違いなく鬱だったと思います。

今ではこの頃に比べるとマシですが、それでも鬱は治りきっていないと僕自身思っています。

今回は、「鬱状態になると何ができなくなるのか」について自分の経験を元にまとめてみました。

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会社を辞めて鬱になってからできなくなったこと

早起き

朝早く起きることができなくなりました。

これは今でもそうなんですが、特に会社を辞めた直後からしばらくの間は生活リズムの乱れ方が尋常ではありませんでした。

夜10時くらいに鬱々とした気分で床に着くも、起きてみたら昼過ぎなんてことがしょっちゅうありました。

精神が狂いまくっていた2~3ヶ月の間に何度昼夜逆転を起こしたか覚えてないくらいです。

この頃と比べると現在はある程度マシにはなっていますが、それでも一定の生活リズムを刻むことが困難な状態が続いています。

着替え

今ではちゃんと起きている間は普段着、寝る前は寝間着です。

しかし会社を辞めた直後のどん底状態の精神では、着替えすらまともにできませんでした。

そんな状態でも一応風呂にだけは入っていたので1日1回は必ず着替えることになっていましたが、どうせ風呂の時間まで着替えないのなら寝間着姿のままでもいいか・・なんて考えて過ごしていました。

そのため最初の2~3ヶ月は風呂に入る時と食事をする時以外、寝間着で自室に籠もっているだけの生活を送っていました。

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歯磨き

会社を辞めてから最初の2~3ヶ月ですが、まともに歯磨きすらしませんでした。

平気で3~4日ぐらい日を置いて歯を磨くことも珍しくありませんでした。

この時の心境としては、歯を磨くくらいなら自室に籠もって横たわっていたほうがマシだと本気で思っていました。

歯を磨いてる時間があるのなら、何が何でもその時間を休息のために使いたいと心の底から思っていましたね。

食事

食事がしばらく喉を通りにくい日が続きました。

ものすごく気分どん底の状態で食べる食事は本当に味がしません。

まあ味がしないと書いたのはちょっと大げさですが、普段よりも明らかに味覚センサーが狂っている実感はありました。

試しに塩を振りかけるなどして味を濃くしてみても、なんだか『これじゃない感』というものがありました。

食べ物が喉を通る時も不自然な異物感というか、なんとも言えないような感覚がありました。

それでも無理して食ベ切ると変に胃がもたれているような感じになり、後で胃酸が逆流してきたりもしました。

現在はストレスに悩みつつも食事はそこそこおいしく食べられていますが、どん底状態の期間にうまく食べられなかった影響なのか、1日1~2食で済ませる事が多くなっています。

外出

元々外に出るのはあまり好きな方ではありませんでしたが、それでも気分的に外に出たい時は出ていました。

しかし会社を辞めた後の精神どん底状態の2~3ヶ月間、一度も外に出ることができませんでした。

本当にどこにも行きたくないという感じで、ずっと自室に引きこもっていました。

とにかく誰にも自分の姿を見られたくない、見られるくらいならこの世から居なくなった方がマシという思考になっていました。

現在もあまり外に出たいとは思いませんが、どうしても何か買い物に行きたい時は対人恐怖を我慢して買い出しに行けるくらいにはなっています。

まとめ

本記事を読んでみていかがだったでしょうか。

人間、本気で鬱になると普段できていたことが全くできなくなったりします。

僕の場合は『早起き』『着替え』『食事』『歯磨き』『外出』の点において多大な影響が出ました。

もし会社を2週間で辞めずに1~2ヶ月継続して通勤していたら、もっと酷くなっていたかもしれません。

人間、行くところまで鬱になると最終的には糞尿垂れ流し状態になると言われています。

そう考えると鬱というのは本当に恐ろしい病気です。

本気で自分には耐えられない!逃げ出したい!って思う時は、自分の直感に任せて逃げてしまった方がいいかもしれません。

変に追い詰められすぎて自殺なんてしてしまったら本当に遅いので・・・。

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