YouTubeで稼ごうとしてるのが両親にバレた時に大反対された話

親子喧嘩 心の悩み

※本記事は昨年12月に上げていた記事のリライト版です。

 

新卒で入社したブラック企業を1ヶ月も持たずに辞めてしまって以来、僕は半年以上うつのような状態になり、何もできないでいました。

その間に両親からは、『早く働け!』『年齢だけ重ねたら将来が無い!』など、耳にタコができるくらい言われました。

僕にとっては社会に出て働くこと自体が恐怖であり、無理やりにでも再就職してしまったら社会の荒波に耐えられず、同じようにすぐ辞めてしまうことは自分でも分かっていました。

でも何もしなかったら親が亡くなった時に生きていけなくなるので、何か始めないとまずいとは思っていました。

それからさらに半年くらい経ってからYouTubeチャンネルを立ち上げ、ひたすら動画制作に励みました。

YouTubeアドセンスで稼ぐことに興味が湧き、ひたすら頑張って毎日一人で孤独に動画を量産していました。

そんな中、突然父に呼び出され、こう言われました。

父「お前は最近何してるんだ?再就職するための準備はしっかりしてるんか?」

僕はその質問に対してだんまりを決め込みました。YouTubeで何とか稼いでいこうとしてるのがバレたら確実に止められると思ったからです。

すると父が再度口を開きました。

父「黙ってたら分からないから何か言え」

父「何か考えてることでもあるのか?」

その後も10分くらいだんまりを決め込んでいましたが、このままだとずっと部屋に返してくれないと思ったので、正直に話すことにしました。

僕「YouTubeに毎日動画上げている。今はこれしかできない。働きたいとは全く思っていない」

すると、

父「あのなぁ、確かにYouTubeで生活してる人が居るのは分かってる。でもそんな奴はほんの一握りしか居ないんだぞ? そういった稼ぎ方は別に否定はしないけど、動画の広告収入だけで生活していくなんて到底無理な話なんだから、どうしてもやりたいのであれば働きながらでもいいだろ。」

僕「働くのが怖い」

父「そんなんじゃどこ行っても生きていけないだろ!」

僕「僕にはこれしかない!ネットで稼ぐしか生きる方法がない!外で働くとか絶対無理!」

父「なんで無理なんだよ!普通に就活して雇われるまで頑張って、内定貰ったらこっちの勝ちだろ!」

僕「誰かと協力して仕事するのに向いてない!自分が一番分かる!今までの経験を思い出したら、チームで何かをする時に僕だけが足を引っ張ってきた!周りからはいつも煙たがられてた!お前が居なければもっと捗るのにって否定ばかりされてきた!」

父「お前が周りに合わせないのがいけないんだろ」

僕「合わせないんじゃなくて合わせられないんだよ!」

父「合わせられないって訳分からんわ。合わせたらいいだけだろ」

僕「合わせようと頑張っても、その頑張りが見当違いだったり、やってる最中に気づいたら別のこと考えたりしてしまって迷惑かかる!だから僕はチームじゃなくて一人で頑張って稼ぐしか方法が無い!だから今YouTubeでひたすら動画上げてる!」

その後しばらく言い合いが続き、その途中で帰宅してきた母親も参戦。

両親からひたすら大反対されまくりました。

しかしそれでも、僕はどうしても外に出て働きたくないことを主張し続けました。

そしたら父が突然こう言ってきました。

父「じゃあ一つだけ約束して欲しいことがある」

僕「???」

父「今から1年後に月収10万円達成できなかったらネットビジネスを辞めさせる。達成できたとしても、それ以降に突然収益が落ちたりして10万円を下回っても辞めさせて普通の仕事を無理やりにでもさせる。1年後も安定して月収10万以上継続して稼いでいけるのなら認める。」

僕「じゃあ達成する」

父「もう何も言わないから部屋戻って頑張れ」

そして部屋に戻ろうとする最中、

母「あんたそれでいいの?」

父「あいつが働く気が無いならどうしようもない。今やってることを頑張らせるしかない」

といった会話が聞こえてきました。

部屋に戻った後、僕は編集しかけていた動画を一気に片付けました。

そして1年後、YouTubeで大卒の初任給の4分の1程度の収入を確立しました。

それ以外にもネットワークビジネスに手を染めてる知り合いから紹介された案件である程度稼いだことで、トータル月収10万円以上を達成しました。

次の月も調子が良く、YouTubeと他の案件合わせて合計約12万円稼ぐことに成功しました。

これがネットビジネスで達成した現時点での僕の最高月収です。

両親にも月収10万円を2ヶ月連続で達成したことを報告しました。

そしたら、

父「10万円下回ったら働いてもらうぞ?」

と言われました。

ここまで来たらもう引き返せないので、もっと月収を上げていくために頑張っていこう・・・と思ってた矢先に、YouTubeの収益が無効化されてしまいました。

これが2018年8月の話です。

収益無効化されて以来、僕は両親に毎月嘘の報告をし続けています。

毎月両親から、

『今月はどのくらいになりそう?』

と言われます。

僕はそれに対して、

『あまり変わらない』『10万ちょっとくらい』

と言ってごまかし続けています。

毎月10万円以上稼いでいることにしておかないと無理やり働かされることになります。

それが今の僕にとって、ものすごく怖いことです。

また、月10万円稼いでるということで、家賃として毎月2万円入れることになっています。

現在は収入が無いので、YouTubeで貯めた貯金が底を尽きる前にチャンネルの収益化をどうにかして復活させるか、今こうやって実践しているブログで起死回生を狙うかしないという非常にまずい状況です。

ちなみにYouTube以外の収入源のことですが、今では全く稼げなくなりました。

まあそもそも、やり方がかなりセコい方法だから二度とやりませんけどね。

普通の人からしたら多分、アルバイトとかすれば月収10万程度なら楽勝だと思うかもしれません。

しかし社会の荒波をうまく乗り切るスキルが全く無い僕からしたら、ネットで月収10万稼ぐことよりも対人関係で常に恐怖に晒されることになるアルバイトや会社員を続ける方が圧倒的にハードルが高いと思っています。

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