正月なので、たまには普段書いているジャンルとは全然関係無い記事も書いてみます。
大晦日にRIZINでフロイド・メイウェザーvs那須川天心戦を観ていました。
メイウェザー選手はボクシング界では異次元のディフェンス能力を誇り、プロ戦績で50勝全勝無敗のまま引退した選手です。対する那須川天心選手は現在28戦全勝無敗のキックボクサーです。
今回行われた試合はボクシングルールでの非公式戦(エキシビションマッチ)ということで、どちらが勝っても負けても戦績は残らず、3ラウンド決着がつかなければドローというルールの下で行われました。
結果としてはほぼ完全にメイウェザー選手の無双状態で1ラウンド2分19秒TKOで終わってしまいました。
那須川選手がほぼ何もできなかった理由を素人が考えてみた
体重差ありすぎ問題
メイウェザー選手は試合前日の計量で66.7キロでパス。天心選手は62.1キロでパスしました。この時点でボクシングでいうと2階級以上の差(ライト級~ウェルター級)があります。
しかもメイウェザー選手は減量した上でこの体重でして、那須川選手は減量しなかったそうなので、試合当日では更に体重差が開いていたはずです。
ボクシングルールでこれだと勝機があるかどうか以前の問題で、もうこの時点で那須川選手に勝ち目が無いようなものですね。
これだけ体重差、体格差が開いていたら対峙しただけでプレッシャーものすごいでしょう。間違いなく怖かったと思います。
自分ならメイウェザー選手がニヤニヤしながら近づいてきただけで失神すると思います(笑)
そんな中で勇気を出してパンチ出せるだけでもすごい事だと思いました。
キックボクシングルールでやってたら勝機があったかもしれませんが、相手はあのメイウェザーなので不利な条件で戦ってくれるはずがありませんね。
実力差・経験差ありすぎ問題
ボクシングルールで行われた試合なので、この時点で完全に元プロボクサーのメイウェザー選手に軍配が上がります。プロボクシング戦績50戦全勝無敗かつ5階級制覇王者なので、競技の異なる那須川選手に勝ち目が無さすぎました。
那須川選手もボクシングだけを練習させたら世界チャンピオンを十分狙えるレベルらしいので、その時点でものすごい事なんだけど、それでもやはり相手はメイウェザーなわけなので実力差がありすぎます。L字ガードすらしませんでしたからね。
超余裕の完全舐めプで楽々10億円お金を稼いでしまうメイウェザーは本当に化け物並の強さでした。那須川選手にとってこの試合は真剣勝負でしたが、メイウェザーにとっては本当にただのお遊びだったようです。
仮にお互いの体格差が全く無かったとしてもメイウェザーが圧勝してたんじゃないかと思います。
試合以前の問題
この一言に尽きるかもしれませんね。完全にマッチメイクが無謀すぎです。正直よくこれでOKが出たなと思います。
那須川選手思いっきり吹き飛ばされてたけど、まだ若いし、これからの選手なのでダメージが残ってなかったらいいですね。
まとめ
あまりにも那須川選手が不利すぎるのでメイウェザーが3ラウンド余裕かまして挑発しまくる展開になるかと最初は思ってました。
しかし那須川選手もなかなかパンチのスピードが早かったので、メイウェザーの顔をかすめてましたね。それでメイウェザーに火が付いたのか知らないけど、一方的に吹き飛ばされる展開で1ラウンドで終わってしまいました。
正直今回の試合は実現しただけでも恐ろしいことなので、那須川選手はよく挑戦したと思います。できれば奇跡というのを見てみたかったけど、現実はそうさせてくれませんでしたね。
以上、メイウェザーvs那須川天心戦の感想でした。
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